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金原政敏・歴史研究家
小嶋秋彦:歴史学講座「創世」主宰
歴史学講座「創世」一般
日本の産業発展と産霊神信仰
ー天地に初めて成れる神々と日本人の思考ー
『記・紀』に
「天地に初めて成れる神々」
「天地に初めて成れる神々」
として知られるムスビ(産霊)神を
主題としてご説明申し上げます。
ムスビ神は「物を産み出す」神でありますが、
それらの神を奉祀してきた三河国(愛知県)に
今や世界第一の販売台数を上げようとしている
トヨタ自動車工業が育ってきました。
その「トヨタ生産方式」は
日本的生産方式の代名詞と成ってきています。
ムスビ神と三河そしてトヨタ自動車としては
どのような関係があるのでしようか。
「トヨタ方式」は
なぜ日本的産業構成の象徴なのでしようか。
私は同社の性格の根源には
日本の多神教的風土があったと考えております。
そして、更に
21世紀の世界において日本的経営による
産業発展が世界の治国安民の戦略として
大変重要であることをご説明申し上げます。
1.『記・紀』の「天地に初めて成れる神々」:
高産巣日神(高皇産霊命)と神産巣日神(神皇産霊命)
2.宮中御坐祭神八座の神
3.佐藤信淵の「産霊」信仰
4.三河国と挙母神社〔高皇産霊尊祀る神社〕
4.三河国と挙母神社〔高皇産霊尊祀る神社〕
5.トヨタ自動車工業発展の地の地域的背景
〔豊田佐吉及びトヨタ生産方式〕
6.多神教の日本の神々
ー基幹企業とグループ企業(商品・下請企業)
7.日本的経営の海外進出は社会改革をもたらす
8.日本的思考は21世紀世界の社会的基礎思想
9.日本的経営は人々に富と安定をもたらす普遍的原理
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